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竹馬屋(今日の俳句)

「今日の俳句」を改めました。April 2016
俳句関連のつぶやきのプログになります。
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竹馬
浅草神社にはいろいろな碑が建っています。
「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島かくれゆく船をしぞ思う」粧太夫書万葉歌碑。蕋雲(文化年間の遊女で源氏名を粧太夫)書人麻呂歌碑。
「生きるということむずかしき夜寒かな」川口松太郎
「翁の文宇まだ身にそはず衣がえ」市川猿翁(三代目猿之助)

浅草神社にある久保田万太郎句碑。
「竹馬やいろはにほへとちりぢりに」
含意の多い句。
子供たちが、竹馬遊びをしているのを眺めている「叙景句」。
幼友達が長じていくにつれて別れ別れになり、今はどこにいるのやら…という「抒情句」。
「いろはにほへとちりぬるを」のもじった「言葉遊び」。
竹馬歩きのおぼつかなさ。文字通りに「いろはにほへと」と一緒に習った仲間たちへの想い。成人して「色は匂えど」。それらが、いまはすべて「ちりぢりに」なってしまった。子供のころ、まだまだ遊んでいたいのに夕暮れが来て、竹馬遊びの仲間たちがそれぞれの家に「ちりぢりに」帰っていったように…。

<竹馬之友>
一緒に竹馬(ちくば)にまたがって遊んだ友達の意。 中国の竹馬は、竹の棒を馬に見立てて前にたてがみをつけ,またがって後ろを地に引きながら走りまわる。日本で「春駒」と呼ばれた玩具はこれの発達したもの。


東晋の桓温(かんおん)は、幼友達の殷浩(いんこう)と並び称されることが不満で、都から追い払うとき「少き時,われ浩と共に竹馬に騎す、われ棄て去るに、浩すなわちこれを取る」、だから殷浩は俺より下なんだと言いはったという、『晋書』殷浩伝に見える逸話からうまれた言葉という。
最初の「竹馬之友」は,仲良しではなく、子供の頃からのライバルということだったのだろうか。

<青梅竹馬>
これは、異性の幼馴染。《伊勢物語》の“筒井筒”のような幼馴染。
樋口一葉の「たけくらべ」の中国語訳がこの「青梅竹馬」となっている。
 
| 竹馬屋 | | 09:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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