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竹馬屋(今日の俳句)

「今日の俳句」を改めました。April 2016
俳句関連のつぶやきのプログになります。
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蟭螟(しょうめい)
蟭螟(しょうめい)という季語があるという。
辞書には、「蟭螟(しょうめい)《「列子」湯問にある、蚊の睫毛に巣を作りそこで子を生むという伝説から》蚊のまつげに巣くうという、想像上の微小な虫。「かのまつげむし」(夏の季語) 転じて、ごく小さなもの。」とある。
対語は、大鵬・鯤鵬(こんほう)。
鯤鵬の、「鯤」は大魚,「鵬」は大鳥、ともに「荘子逍遥遊」にみえる想像上の動物で、この上もなく大きなもののたとえ。

  蟭螟や人に生まれてほ句作り 松根東洋城
  見たきものあり蟭螟のかくれんぼ 山中蛍火
  蟭螟のその睫毛にもさらに虫 辻田克巳

「列子」湯問より
湯又問:「物有巨細乎?有修短乎?有同異乎?」
革曰:「渤海之東不知幾億萬里,有大壑焉,實惟無底之谷,其下無底,名曰歸墟。八絃九野之水,天漢之流,莫不注之,而無疚妓在瓠B驚耆五山焉:一曰岱輿,二曰員嶠,三曰方壺,四曰瀛洲,五曰蓬萊。其山高下周旋三萬里,其頂平處九千里。山之中料蟲郤決瀘ぁぐ憤搦探閙瓠B蕎繚暮軍Ф盒漫ぢ蕎絛捩抒Ы禺福珠玕之樹皆叢生,華實皆有滋味;食之皆不老不死。所居之人皆仙聖之種;一日一夕飛相往來者,不可數焉。而五山之根無所連箸,常隨潮波上下往還,不得蹔峙焉。仙聖毒之,訴之於帝。帝恐流於西極,失群仙聖之居,乃命禺彊使巨鼇十五舉首而戴之。迭為三番,六萬歲一交焉。五山始峙而不動。而龍伯之國有大人,舉足不盈數步而暨五山之所,一釣而連六鼇,合負而趣歸其國,灼其骨以數焉。於是岱輿員嶠二山流於北極,沈於大海,仙聖之播遷者巨億計。帝憑怒,侵減龍伯之國使阨,侵小龍伯之民使短。至伏羲神農時,其國人猶數十丈。從中州以東四十萬里得僬僥國,人長一尺五寸。東北極有人名曰諍人,長九寸。荊之南有冥靈者,以五百歲為春,五百歲為秋。上古有大椿者,以八千歲為春,八千歲為秋。朽壤之上有菌芝者,生於朝,死於晦。春夏之月有蠓蚋者,因雨而生,見陽而死。終北之北有溟海者,天池也,有魚焉,其廣數千里,其長稱焉,其名為鯤。有鳥焉,其名為鵬,翼若垂天之雲,其體稱焉。世豈知有此物哉?大禹行而見之,伯益知而名之,夷堅聞而志之。江浦之間生麼蟲,其名曰焦螟,群飛而集於蚊睫,弗相觸也。栖宿去來,蚊弗覺也。離朱子羽方晝拭眥揚眉而望之,弗見其形;䚦俞師曠方夜擿耳俛首而聽之,弗聞其聲。唯黃帝與容成子居空峒之上,同齋三月,心死形廢;徐以神視,塊然見之,若嵩山之阿;徐以氣聽,砰然聞之,若雷霆之聲。吳楚之國有大木焉,其名為柚。碧樹而冬生,實丹而味酸。食其皮汁,已憤厥之疾。齊州珍之,渡淮而北而化為枳焉。鸜鵒不踰濟,貉踰汶則死矣;地氣然也。雖然,形氣異也,性鈞已,無相易已。生皆全已,分皆足已。吾何以識其巨細?何以識其修短?何以識其同異哉?」
江浦之寮菰蟲,其名曰焦螟,群飛而集於蚊睫,弗相觸也。栖宿去來,蚊弗覺也。離朱子羽,方晝拭眥揚眉而望之,弗見其形;𧣾俞師曠方夜擿耳俛首而聽之,弗聞其聲。唯黃帝與容成子居空桐之上,同齋三月,心死形廢;徐以神視,塊然見之,若嵩山之阿;徐以氣聽,砰然聞之若電霆之聲。(列子/湯問篇)

「名人伝」(中島敦)に描かれる「飛衞と紀昌」もこの一節にある。
 
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