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竹馬屋(今日の俳句)

「今日の俳句」を改めました。April 2016
俳句関連のつぶやきのプログになります。
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「灸花(やいとばな)」 

 

花期は7月から9月頃で、筒状の花。花弁は白色、中心は紅紫色であり、その色合いが灸を据えた跡のようなので名付けられた。《季 夏》


別名に「屁糞蔓(へくそかづら)」「馬食はず(うまくはず)」。これは、枝や葉をもむと悪臭があることからこの名前になったという。
素敵な色合いの可愛らしい筒状の小花を早乙女の花笠に見立てた「サオトメカズラ(早乙女葛)」「サオトメバナ(早乙女花)」という別名もある。ものは見方によると感心する。

 

菎莢(ざふけふ・かわらふじ)に 延(は)ひおほとれる屎葛(くそかずら)絶ゆることなく宮仕へせむ 高宮王(たかみやのおおきみ)万葉集
くだらぬものおもひをばやめにせむなにか匂ふは屁糞蔓か 若山牧水
万葉の世に歌はれしへくそかずらわが生垣にからみつつ咲く 増井多恵子
秋さればへくそかずらの花にさへうすくれなゐのいろさしにけり 尾山篤二郎
名をへくそかづらとぞいふ花盛り 高浜虚子
灸花微熱の五体もてあます 古川塔子
灸花ふたつの指に抓み摘む 後藤夜半
引つぱつてまだまだ灸花の蔓 清崎敏郎
昼暗き山路に灯す灸花 川野秋恵

 

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